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家族の見守りアプリのおすすめ5選!高齢者や子供の安否確認・位置情報の共有
スマホアプリ
離れた実家で暮らす親や、一人暮らしの高齢者、子供の安否確認には、スマホの見守りアプリがおすすめです。
見守りアプリは、主にGPS機能で居場所が検索できるものと、スマホの使用状況などを記録して異常を察知するタイプのアプリがあります。
本記事では、見守りアプリのおすすめや選び方についてまとめているので参考にしてください。本記事後半では、ドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイルを例に、キャリアの見守り・安否確認サービスについても紹介します。
またLINEアプリを使って、手軽に安否確認する方法も紹介しているので、ぜひ日常の習慣に取り入れてみてください。
- エリア範囲を指定できるアプリは、エリア範囲を出入りした際に自動で通知してくれる
- バッテリー消費が激しいので電池持ちにも注目して選ぶ
- 無料のLINEアプリはグループチャットで手軽にコミュニケーションできる
目次
家族の見守りができるスマホアプリのメリット
家族だからとはいえ四六時中、子供や高齢者の安全を見守っているのは難しいものです。
そんなとき家族の見守りアプリをインストールしておくと、簡単に安否確認や位置情報が共有できます。
■見守りアプリを使うメリット
見守りアプリはSIMフリースマホや格安SIMでも利用できます。
スマホのGPS機能で位置情報が確認できる
見守りアプリを使うと、GPS機能を使って容易に持ち主の位置情報が確認できます。
主な使い方としては以下の通り。
- 子供の移動ルートの確認
- GPSを使って地図上で現在地を確認する
子供に見守りアプリを入れたスマホを持たせておくと、通学路から外れていないかいつでも確認できます。
アプリによっては指定エリアから離れるとメールなどで通知してくれるものも。
エリアに学校を指定しておけば、学校から離れたら自動通知してくれて便利です。
ただし、スマートフォンのGPS機能を使うと、スマホのバッテリーが消費しやすくなるので、バッテリー残量には気をつけて使いましょう。
家族専用のグループチャット機能が使える
見守りアプリには、アプリ内で家族専用のグループチャットが使える機能もあります。離れて暮らしている場合でも、グループチャットだけで話し合いが完結するので手間がかかりません。
サークルは基本的に完全招待制なので、メッセージの内容を赤の他人に覗かれる心配もなく安心できます。
見守りアプリの多くはチャット以外に電話も無料でかけられるものが多いです。
急ぎのときも、電話をかけてさくっと安否確認できるのも魅力のひとつ。
また地図上にメンバー全員の位置が表示される見守りアプリを選べば、待ち合わせにも便利です。
万が一のときに緊急アラートを送信できる
見守りアプリには、万が一のときに役立つ緊急アラートが搭載されています。
緊急ボタンを押すとサークルメンバー全員にメッセージが通知される機能で、家族に緊急事態を知らせることができます。
マップ上に緊急アラート発信者の居場所も表示されるため、通知を受け取った人はすぐ駆けつけることが可能です。
子供や高齢者と暮らす人は、万が一に備えて見守りアプリを入れたスマホを持たせておきましょう。
防犯はもちろん、防災面でもとても役に立ちます。
高齢者や子供の見守りにおすすめのアプリ5選
それでは、iPhone・Androidスマホのおすすめアプリを紹介していきます。
離れて暮らすシニア世代の安否確認や、子供の見守り目的に最適です。
基本的に無料で使えるものを5つ、それぞれの特徴などをまとめているので参考にしてください。
各アプリの最後にはダウンロードリンクも挿入しています。
気になるものがあれば、ダウンロードしてみてください。
Life360
まず紹介する見守りアプリは、「Life360」です。
- 省電力設計で、バッテリー持ちがいい
- サークルごとに到着・出発の自動通知を行う通知エリアを設定できる
- 緊急ボタンでメンバーへ通知を発信
見守りアプリは常に衛星通信して居場所を測定しているため、バッテリー消費が激しい傾向にあります。
ですがLife360は省電力設計なので、他アプリと比較して電池持ちが良いです。
無料プランではグループごとに自動通知エリアを2つまでしか設定できませんが、有料プランでは無制限です。
またグループメンバーが通ったルートも過去30日間遡れます。
価格 | 位置情報の確認 | グループチャット機能 | 緊急アラートの送信 | 過去の行動履歴の確認 | カメラ感知機能 |
---|---|---|---|---|---|
|
〇 | 〇 | 〇 | 〇(無料は過去1日間、有料は過去30日間) | × |
iシェアリング
2つ目に紹介する見守りアプリは、「iシェアリング」です。
- スマホを上下に3回振るとアラームメッセージを送信できる
- 無制限の音声チャット
- Googleマップを利用しているので地図情報が最新
iシェアリングはスマホを上下に3回振るだけで、家族にアラームメッセージを送信できます。
緊急時はパニックになりがち。振るだけで危険を知らせることが出来るのは、大きなメリットです。
位置情報の表示にはGoogleマップを利用しています。
比較的こまめに更新されているので、正確な位置を把握しやすいのが特徴です。
音声チャットも無制限で利用できるため、急ぎのときに文字を打つ必要がありません。
直接声が聞ける安心感もあります。
有料版では広告の非表示や場所アラームの登録が無制限、アプリに登録している相手の30日の位置履歴が遡れます。
価格 | 位置情報の確認 | グループチャット機能 | 緊急アラートの送信 | 過去の行動履歴の確認 | カメラ感知機能 |
---|---|---|---|---|---|
|
〇 | × | 〇 | 〇(無料は自分の履歴のみ過去30日間、有料は登録済の相手と自分の過去30日間の履歴) | × |
GPS で家族を見守る位置情報アプリ – ルナスコープ
3つ目に紹介する見守りアプリは、「GPS で家族を見守る位置情報アプリ – ルナスコープ」です。
- 地図上にメモを設置できる
- リアルタイム検索機能でタイムロスなく現在地がわかる
- 圏外エリアでも行動履歴を蓄積
GPS で家族を見守る位置情報アプリ – ルナスコープは圏外エリアでも行動履歴を記録してくれるアプリです。
例えば地下鉄などで電波が途切れても、すべての行動履歴を蓄積してくれます。
あとで電波が入ったときに、まとめて行動ルートを確認できるので安心です。
また相手のスマホの電源が入った状態で、位置情報取得が許可されている状態であればリアルタイム検索を使って今の居場所を特定できます。
待ち合わせなど、お互いの居場所を正確に知りたいとき便利です。
有料版では、サークルメンバーの人数制限や通知エリア、残せるメモ数、移動履歴の確認期間が無制限になります。
価格 | 位置情報の確認 | グループチャット機能 | 緊急アラートの送信 | 過去の行動履歴の確認 | カメラ感知機能 |
---|---|---|---|---|---|
|
〇 | 〇(無料は4人まで) | × | 〇(無料は過去3日間、有料は過去30日間の履歴) | × |
みまもりLite
4つ目に紹介する見守りアプリは、「みまもりLite」です。
- 内蔵カメラで動体感知できる
- 在宅や外出を簡単に通知できる
- 照度センサーでカーテンや照明のオンオフを確認
みまもりLiteは、使わなくなったスマホを再利用して使う見守りアプリです。
本領発揮するには、インカメや照度センサー搭載のスマホを使う必要があります。
内蔵カメラでの動体感知や照度センサーの結果を定時メールで知らせてくれるため、離れて暮らす家族もの生活を見守れます。
共働きで両親ともに帰りが遅い家庭も、みまもりLifeを使えば安心です。
定型文をワンタッチで送信できる機能もあるため、簡単に相手の様子を知れるところも使いやすくておすすめです。
Androidアプリをダウンロード
価格 | 位置情報の確認 | グループチャット機能 | 緊急アラートの送信 | 過去の行動履歴の確認 | カメラ感知機能 |
---|---|---|---|---|---|
無料 | × | × | 〇 | × | 〇 |
防災速報・安否確認 ココダヨ
5つ目に紹介する見守りアプリは、「防災速報・安否確認 ココダヨ」です。
- 緊急災害警報と連動して自動で居場所を通知
- 現在地周辺の避難場所を一覧表示
- 震度予測が5弱以上の地震が起きた際、震央近くの人の生存確認
防災や災害時の安否確認を主な目的とした見守りアプリです。
災害が起きた際、近くの避難場所を表示してくれたり震央近くの家族に安否確認を行ってくれます。
基本的に課金することが条件となっており、コースごとに利用可能な定員数が異なります。
無料版では最初の1ヶ月だけ、4人コースが利用可能です。
家族の安否が確認できるだけでも安心感が違うため、防災の一環としてダウンロードしておくことをおすすめします。
価格 | 位置情報の確認 | グループチャット機能 | 緊急アラートの送信 | 過去の行動履歴の確認 | カメラ感知機能 |
---|---|---|---|---|---|
最初の1ヶ月だけ無料 有料版180~580円/月 |
〇 | 〇 | × | × | × |
キャリアの見守りサービスを使う
これまでスマホの見守りアプリについておすすめを紹介してきました。
ですがスマホアプリ以外にも、キャリアの見守りサービスを使うこともできます。
キャリア | 安否確認サービス(月額料金) | 位置情報確認サービス(月額料金) |
---|---|---|
ドコモ | つながりほっとサポート(無料) | イマドコサーチ(月額料税別200円・検索料1回5円) |
au | 災害伝言サービス(無料) | 安心ナビ(月額料税別300円) |
ソフトバンク | みまもりマップ(無料) | 位置ナビ(月額料税別200円・検索料1回5円) |
ワイモバイル | みまもりサービス(月額料税別480円) | 位置ナビ(月額料税別200円・検索料1回5円) |
安否確認サービスは、基本的に無料で使えるキャリアが多いです。
スマホの利用状況などを確認できるので、離れて暮らす高齢者の見守りに向いています。
子供や離れた家族の見守りに使うのであれば、GPS機能が使える位置情報確認サービスがおすすめです。
設定エリアを出発または到着したら自動通知してくれるなど、便利な機能が多いです。
ドコモやソフトバンクのらくらくホンなどには、標準で見守りアプリが搭載されていることも。
またワイモバイルは契約時、見守り電池やライトが特典として貰えるキャンペーンを開催していることがあります。
では、それぞれのキャリアのサービスについて詳しく紹介します。
ドコモ
ドコモが提供するする見守りサービスは、以下のようなものがあります。
項目 | つながりほっとサポート | イマドコサーチ |
---|---|---|
月額料金 | 無料 | 月額200円(税別)、探索料1回5円 |
サービス内容・機能 | スマホや携帯の利用状況を、登録した配信条件にそってつながりメンバーに自動通知 | キッズケータイやスマホのGPS機能を使って居場所を検索。ブザーが鳴ったときや電源が切られた場合は自動で居場所を通知。 |
イマドコサーチは5人まで登録可能なので、家族で利用できます。
電源が切られた場合も自動で通知してくれるため、万が一のことが起きても居場所を捜索しやすいです。
また居場所を20分間継続して見守れるので、子供の帰宅を携帯越しに確認しながら待つことが出来ます。
つながりほっとサポートは携帯やスマホの利用状況を、つながりメンバーへ自動通知してくれるサービスです。
特別な操作は不要なので、離れて暮らす高齢者の安否確認に最適です。
spモード版の場合は自分で登録する体調情報も配信してくれるため、健康管理にも使えます。
au
auが提供する見守りサービスは、以下のようなものがあります。
項目 | 災害用伝言サービス | 安心ナビ |
---|---|---|
月額料金 | 無料 | 月額料金300円(税別) |
サービス内容・機能 | 大規模災害が発生した際に、家族の安否確認ができる | 指定エリアへ出入りした際に自動通知。タイマー設定で一定時刻の居場所を自動通知も可能。 |
安心ナビは電池残量が一定を下回った際に、自動で居場所を通知してくれます。
また一定時刻を迎えると自動で居場所を通知してくれる機能も搭載されているため、習い事の帰り道や下校時間を見守れます。
指定エリアへの出入り時に自動通知する機能もあり、危険ゾーンへ立ち入っていないかも確認可能です。
災害伝言ダイヤルは、auユーザーを対象とした安否確認サービスです。
大規模災害が発生したとき、災害区域に住んでいるauユーザーは自分の被災状況と100文字以内のコメントを登録できます。
登録可能件数は、1電話番号につき10件です。
登録した内容は全国どこからでも閲覧できるため、離れて暮らす家族の安全が確かめられます。
あらかじめ指定した相手に自動でメールを送信する機能もあります。
ソフトバンク
ソフトバンクが提供する見守りサービスは、以下のようなものがあります。
項目 | みまもりマップ | 位置ナビ |
---|---|---|
月額料金 | 無料 | 月額料200円(税別)、検索1回につき5円 |
サービス内容・機能 | 家族の居場所を確認できる。災害発生時、発生エリアに家族がいた場合は通知で知らせてくれ、周囲に救援を求められる。 | 曜日や時刻など検索条件を指定して自動で検索 |
見守りマップは平常時は家族の見守りに、災害時は安否確認や救援要請が行えます。
目的地に到着したとき自動通知する「ついたよ通知」があるため、子供や高齢者に持たせておくと安心です。
居場所をGPSで確認できるので、迷子対策にもなります。
また災害に巻きこまれて動けないときは「SOS発信」で周囲のユーザーに助けを求められます。
位置ナビでは検索相手を20人まで登録可能です。
家族全員や離れて暮らす両親などを登録しても、十分事足ります。
検索される側は最大10人まで検索許可リストに登録可能。
複数人で安全を確認できるので安心です。
またスケジュール検索機能を使うと、自動検索してくれる日時や時刻などの条件が登録できます。
午後4時~5時の間、10分ごとに探索といった条件も指定できるので便利です。
ワイモバイル
ワイモバイルが提供する見守りアプリは、以下のようなものがあります。
項目 | みまもりサービス | 位置ナビ |
---|---|---|
月額料金 | 月額料480円(税別) | 月額料200円(税別)、捜索1回につき5円 |
サービス内容・機能 | スマホの利用履歴を確認でき、一定期間更新がない場合は自動で電話を発信。 | 位置情報をいつでも取得でき、時間などの条件を設定して自動検索も可能。 |
みまもりサービスは見守られる側のスマホ利用状況を記録し、クラウドサービス上に保存してくれるサービスです。
一定期間スマホを利用していない場合、見守る側に自動で通知が届き電話が発信されます。
見守る相手は2名まで登録可能で、行動履歴は365日確認できます。
みまもりサービスには月額480円の基本プランのほかに、利用料無料のシンプルプランがありますが機能制限が多いので基本プランがおすすめです。
サービスの利用はワイモバイル以外でも可能ですが、月額料金は980円かかります。
また、みまもりサービスが提供する「みまもり電池」を使うと電化製品の使用状況も確認できます。
みまもり電池とは単三電池型のIOT製品のことで、Bluetoothを使って見守られる側と見守る側のスマホを繋げます。
家電の使用状況は自動的にクラウドサービスへ送信されるため、難しい操作は必要なし。スマホを持ちたがらないひとり暮らしの高齢者などは、リモコンなどにみまもり電池を入れておくと安心です。
位置ナビの概要はソフトバンクのサービスと同じです。登録しておいた相手の位置情報をいつでも捜索できます。スケジュール検索の条件を設定しておくと、条件に一致する日時に自動で位置情報を取得してくれます。家族の見守り以外に、紛失したスマホの捜索にも役立ちます。
LINEスタンプのやり取りで手軽に安否確認する
特別なサービスやアプリを利用したくない場合、LINEを使って手軽に安否確認するのもおすすめです。
家族グループを作り、スタンプを送るだけでも簡単な安否確認になります。
無料で使える上に、コミュニケーションも取れるため便利です。
ただしLINEを使う場合は専用アプリやサービスのように、危険をいちはやく察知できる便利機能が使えません。
なので毎日何時までにスタンプを送信するなどの最低限のルールを設けておく必要があります。
安否確認はどれだけ早く異常を察知できるかが大切です。1日1回はスタンプを送るなど、家族でルールを設けておくのがおすすめです。
安否確認としてLINEを使うメリットは以下の通りです。
- その日の体調が伝えられる
- 外出や帰宅がスタンプだけで伝えられる
- 簡単にコミュニケーションが取れる
LINEの有料スタンプには、大きい文字のデザインで見やすいスタンプもあるので、ストアで確認してみてください。「おはよう」「おやすみ」など、簡単な挨拶がひとこと書かれたスタンプもおすすめです。
また名前の頭文字などを送れば、アイコンを確認しなくても、誰が送ったか一目で認識できるので、さらに手軽に安否確認が可能です。
まとめ
離れて暮らす高齢者や子供の安否確認には、見守りアプリの使用がおすすめです。
共働き世帯で帰りが遅い家庭でも、GPSで子供の安全を見守れます。
異常事態がおきた際は危険を知らせてくるため、いちはやく家族の危険を察知できて便利です。
スマホの操作ができない高齢者でも、家電に取り付けるタイプや証明のオンオフを感知するタイプもあります。
利用者に合わせて、最適なものを選んでください。
- GPS機能で居場所が確認できる
- 通知エリアを設定するタイプなら、エリアに出入りした際自動で通知が届く
- グループチャットを使えるタイプは、まとめて情報共有できて楽