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iPhoneのライト(懐中電灯)を点灯・消す方法!つかないときの対処法・明るさの変更
iPhone
iPhoneの背面に搭載されたLEDライトは、フラッシュライト(懐中電灯)として使えます。
停電時の懐中電灯代わりや、周りに家族が寝ているなど電気をつけられない状況で重宝する機能です。
本記事では、フラッシュライトの基本的な使い方や正常に動作しないときの対処法を解説しています。
フラッシュライトが勝手についてしまうときの改善策も紹介しているので、参考にしてください。
- フラッシュライトが正常に使えない時は、iOSアップデートや本体の再起動を試す
- タップしてスリープ解除をオフすると、ライトの自動点灯対策になる
- フラッシュライトアプリは、より細かい明るさ設定や点滅などの機能が使える
目次
フラッシュライト(懐中電灯)の付け方・消し方
iPhoneには、フラッシュライト機能がデフォルト搭載されています。
停電時や深夜に家族を起こさないようにトイレに行きたいときなどの懐中電灯代わりとして便利です。
本記事では、フラッシュライトの付け方や消し方をメインとした使い方について解説します。
ライトの付け方はiPhone X以降かiPhone 8以降かで変わってくるので、使っている端末の項目を確認してください。
iPhone X以降の場合
iPhone X以降の機種でフラッシュライトをつける方法は3つあります。
- ロック画面からつける
- コントロールセンターからつける
- Siriに頼む
ロックを開かなくても、フラッシュライトは点灯可能です。
■ロック画面からフラッシュライトを点灯~消灯する手順
- 「ロック画面」の右下に表示される「懐中電灯」マークを押し込む
- 消灯する際は、もう一度「懐中電灯」マークを押し込む
ホームボタンのないiPhone X以降の機種では、ホーム画面の右上を下にスライドすることでコントロールセンターを開けます。
他のアプリを起動した状態でフラッシュライトをつけたい場合は、コントロールセンターから操作してください。
■コントロールセンターでフラッシュライトを点灯~消灯する手順
- ホーム画面を開く
- 画面右上から指を下にスワイプ
- 「懐中電灯」マークをタップ
- 再タップで消灯
またiPhone X以降の機種は、Siriを呼びだして頼むことも可能です。
Siriでフラッシュライトを点灯~消灯する手順は「Siriに話しかけてライトを点灯・消す方法」の項目で解説します。
iPhone 8以前の場合
iPhone 8以前でのフラッシュライトのオン・オフは、「コントロールセンター」から操作できます。
■iPhone 8でフラッシュライトを点灯~消灯する手順
- 画面下端を上に向かってスワイプし、「コントロールセンター」を開く
- コントロールセンター内の「懐中電灯」マークをタップし点灯
- 再タップで消灯
iPhone 8以前での機種はコントロールセンターでの点灯・消灯が基本です。
ただしiOS12以降であれば、Siriを呼びだして点灯・消灯できます。
詳しい手順は「Siriに話しかけてライトを点灯・消す方法」を参考にしてください。
Siriに話しかけてライトを点灯・消す方法
iPhone X以降またはiOS12以降の端末であれば、Siriを呼びだしてフラッシュライトを点灯・消灯できます。
■Siriに頼んでフラッシュライトを点灯~消灯する手順
- 「Hey, Siri」とiPhoneに呼びかけ、「Siri」を起動
- 「フラッシュライトをつけて」と頼む
- 「オンにしました」と音声が流れ、ライトが点灯する
- 「フラッシュライトを消して」と頼むと消灯
頼み方は「フラッシュライト 点灯(消灯)」や「フラッシュライトをオン(オフ)」「懐中電灯をつけて(消して」なども可能です。
フラッシュライト(懐中電灯)がつかないときの対処法
ここでは、フラッシュライト(懐中電灯)がつかないときの対処法を紹介します。
フラッシュライトが正常につかないときは、iPhoneケースやフィルムが干渉している場合が多いです。
確認してみて問題がなさそうな場合はiPhoneの再起動・iOSのアップデートを試してください。
詳しい内容を、以下の項目にわけて解説していきます。
iPhoneケース・フィルムが干渉していないか確認する
フラッシュライト(懐中電灯)が正常に働かない場合に考えられる原因の1つが、iPhoneケース・フィルムの干渉です。
iPhoneの背面にフィルムやカバーなどを装着している場合は、サイズやカバーのカメラ部分の形・大きさが適切か確認してみてください。
フラッシュライトが暗い場合、カメラ部分の形やサイズが合っていない可能性が高いです。
またオートスリープ機能付きの手帳型ケースは、不具合が起きやすいので注意してください。
ケースが怪しい場合は、一度ケースを外してフラッシュライトが使えるか試してみましょう。
iPhoneを再起動する
フラッシュライトが使えないときは、iPhoneを一度再起動を試してみてください。
再起動をするとiPhoneの不具合がリセットされ、正常に動作する可能性があります。
■iPhone X、11の再起動手順
- サイドボタンと、片方の音量調節ボタンを同時に長押し
- 表示される電源オフスライダをスライド
- 約30秒ほど待って電源オフされるのを待つ
- Appleロゴが表示されるまでiPhone右側のサイドボタンを長押し
■iPhone SE (第2世代)、8、7、6の再起動手順
- 電源オフスライダが表示されるまでサイドボタンを長押し
- スライダをドラッグ
- 電源が切れるまで約30秒待つ
- Appleロゴが表示されるまでサイドボタンを長押し
■iPhone SE (第1世代)、5以前の再起動手順
- デバイスの上にある電源ボタンをオフスライダが表示されるまで長押し
- スライダをドラッグ
- 電源が切れるまで約30秒待つ
- 電源ボタンをAppleロゴが表示されるまで長押し
iOSをアップデートする
iOSのバージョンは、「設定」アプリ内の「ソフトウェア・アップデート」から確認可能です。
既に最新バージョンの場合は「お使いのソフトウェアは最新です」と表示されます。
アップデートは平均して約20分~数時間程度かかります。
夜間寝ている間など、時間の余裕があるときに行いましょう。
また万が一の事態に備えて、バックアップを取っておくと安心です。
iOSアップデートの詳細は以下の記事を参考にしてください。
フラッシュライト(懐中電灯)の明るさを変更する方法
一部のiPhoneはフラッシュライト(懐中電灯)の明るさを変更できます。
その場に適した明るさへ調節が可能になるため、とても便利です。
■対応機種
- 「iOS10」以降かつ「3D Touch」対応のiPhone
- 「iOS11」以降のiPhone
iOS10以降の3D Touch対応機種は、3段階の明るさ変更が可能です。
■変更方法
- 「フラッシュライト」アプリを長押しし、クイックアクションを表示
- 3段階のスライドが表示される
- 好きな明るさをタップまたはスライドで変更
iOS11以降のiPhoneは、4段階の明るさ調節が可能です。
■変更方法
- 画面右上を下に向かってスライドし、コントロールセンターを表示
- 「フラッシュライト」ボタンを押し込む
- 4段階のスライドが表示される
- 好きな明るさをタップまたはスライドで変更
iPhoneのライトが勝手につく原因と対策方法
iPhone X以降の機種はロック画面の左下にフラッシュライトのボタンがあります。
そのため無意識のうちに点灯させてしまい、気づかないままつけっぱなしの状態になることも。
ライトの自動点灯はロック画面の誤作動によるものなので、無効にすることは出来ません。
しかしiPhoneを「タップしてスリープ解除」をオフ設定すれば、ある程度予防することは可能です。
■設定方法
- 「設定」内の「アクセシビリティ」を開く
- 「タッチ」をタップ
- 「タップしてスリープ解除」をオフする
iOS 12.4以前のiPhoneは、手順2の操作は必要ありません。
タップしてスリープ解除をオフすると、画面をタップしてもロック解除されません。
そのため机に置いた状態で時間や通知を確認したいときなど、いちいち手に取る必要があります。
フラッシュライトのアプリを使うのもおすすめ
フラッシュライトアプリを使うと、iPhoneにデフォルト搭載されていない機能も使えます。
例えばSOSを送れる点滅機能や、より細かい明るさ設定などです。
おすすめなのは「フラッシュライト」というアプリです。
■特徴
- 9段階の速度でライトを点滅できる
- 懐中電灯のような見た目で簡単に操作できる
点滅の速度は9段階で変えられるため、状況に合わせて使い分けできます。
例えば、助けを求めたいときなど、変化をつけることで異変を伝えやすくなります。
無料で使えて、直感的に操作できるので難しい操作が苦手な人でも安心です。
iOSアプリダウンロード
まとめ
iPhoneのフラッシュライトはコントロールセンターまたはSiri、ロック画面などから点灯できます。
うまく点灯できないときはカメラモードになっていないか、フィルムやカバーのサイズ等は合っているか確認してください。
特に問題がない場合は、iPhoneを再起動やiOSのアップデートを試してみましょう。
点滅機能や細かい明るさ調節をしたい場合は、専用のアプリのダウンロードがおすすめです。
最後に記事内容のおさらいです。
- タップしてスリープ解除をオフすると自動点灯を防ぎやすい
- Siriに頼むときは「フラッシュライト」または「懐中電灯」という
- iPhoneの明るさは機種によって3~4段階で変更できる