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アプリの自動更新を止める設定方法【iPhone・Android】
スマホの使い方
本記事では、iPhoneやAndroid端末でアプリの自動更新を止める設定方法を紹介します。
アプリの自動更新は便利ですが、意図しないタイミングで更新が始まってしまうと、スマートフォンの操作の邪魔になったり、データ通信量を消費してしまうことになります。そんなときは、アプリの自動更新の設定を変更して、手動アップデートをしましょう。
アプリの更新をスムーズに行うコツも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
- 手動更新なら自分の好きなタイミングでアプリを更新できる
- アプリを更新しないと動作不良が起きたり、不具合が修正されない
- 更新通知をオンにしておけば、アプリのアップデート情報を見逃さない
目次
【Android】アプリの自動更新の設定
まずはAndroid端末での自動更新設定について紹介します。
Android端末は、デフォルト設定でアプリの自動更新がオンになっています。そのため、設定を変更しておかないと、外出先で突然アプリの更新がはじまって驚くこともあるでしょう。
アプリの自動更新設定を停止しておけば、自分のタイミングで更新できるようになります。
不具合がないか様子見して更新したい人も、自動更新設定をオフにしておきましょう。
アプリを自動更新しない設定にする


Android端末では、アプリの更新について、3種類の設定があります。
ネットワークの指定なし | Wi-Fi経由のみ | アプリを自動更新しない |
---|---|---|
アップデート情報が入ると、Wi-Fi環境以外でも自動更新をはじめます。 データ通信量がかかるので、おすすめしません。 |
Wi-Fi環境下でのみアプリが自動アップデートされます。 Wi-Fiを利用するのでデータ通信量はかかりません。 |
自分で更新ボタンを押さない限り、自動更新されません。 |
自分の好きなタイミングでアプリをアップデートしたい場合は「自動更新をしない」に設定を変更してください。
アプリを自動更新するのであれば、「Wi-Fi経由のみ」の設定がおすすめです。自宅や職場のWi-Fiに接続したときに、アプリのアップデートがあれば自動的に更新されます。
ネットワークの指定なしにしてしまうと、モバイルデータ通信を大量に使ってしまうため契約内容によっては速度制限がかかります。
■アプリを自動更新したくない場合
- GooglePlayストアを開く
- 左上の「三本線マーク」をタップ
- 「設定」を開く
- 「アプリの自動更新」をタップ
- 「アプリを自動更新しない」に印を入れ「完了」
この設定をしておけば、勝手にアップデートされることはありません。
ただし手動で各アプリを更新する必要があります。
マイアプリから個別に手動で更新する
アプリを個別に手動で更新したい場合、GooglePlayストアの「マイアプリ」から更新できます。
- GooglePlayストアを開く
- 左上の「三本線マーク」をタップ
- 「マイアプリ&ゲーム」を選択
- 更新したいアプリの「更新」ボタンをタップ
「更新」ボタンが表示されていない場合は、更新情報がないということです。
【iPhone】アプリを自動更新しない設定にする方法
次はiPhoneでアプリを自動更新しない設定方法の紹介です。
iOS 13以降では、デフォルトでアプリの自動更新がオンになっています。
iPhoneでアプリを自動更新したくない場合は、以下の手順で設定してください。
- 「設定」を開く
- 「iTunes StoreとApp Store」をタップ
- 「Appのアップデート」を「オフ」にする
自動更新しない場合、Android端末と同じように個別でアプリをアップデートする必要があります。
アプリを更新しないとどうなる?
手動アップデートだと自分で更新のタイミングを決められる反面、以下のようなデメリットがあります。
セキュリティが弱くなる、アプリが正しく使えない、開けない可能性があるのでアップデートはこまめに行いましょう。
セキュリティの危険性がある
アプリを更新しないと、セキュリティの安全性が低下します。ネット上では日々新しいウイルスが生まれており、アップデートは都度脆弱性をカバーしています。
アプリを定期的にアップデートしないと、不正アクセスやウイルスに感染する原因にもなります。アプリの更新情報が出たら、なるべく早めにアップデートしてください。
アプリが正しく動作しない・最新機能が使えない
アプリをアップデートしないと、アプリが正しく動作しなかったり、最新機能が使えない場合があります。特にゲームアプリは、アプリを最新状態にしないと開けないことも珍しくありません。
久しぶりに開くアプリも更新が必須なので、手動アップデートにしている場合は気を付けてください。
また更新情報にはこうしたバグや不具合の修正が含まれています。アプリをアップデートしないと、いつまでたっても不具合が修正されず、動作不良が起こるので注意してください。
アプリの更新をスムーズに行う方法
アプリを更新するときは、以下のことに気を付けるとスムーズです。
それぞれ解説していくので、気になる項目を確認してください。
Wi-Fiに接続してアップデートする
アプリの更新は、Wi-Fiに接続して行いましょう。
特に気を付けたいのがiOS 13以前のiPhone端末です。
iOS 13以前の端末は、200MB以上のアップデート容量があるアプリはWi-Fi接続がないと更新できない仕様になっています。
ダウンロードしようとすると警告が表示され、ダウンロードが中止してしまうので注意が必要です。
またモバイルデータ通信でアップデートすると、データ通信量をたくさん使ってしまいます。
スマホの契約内容によっては、あっという間に通信制限がかかる可能性があるので注意してください。
スマホの空きストレージ容量を確保する
スマホの空きストレージ容量が足りないと、アプリが更新できません。スマートフォンのベストパフォーマンスのためにも、本体ストレージの容量には常に余裕を持たせることが重要です。
写真や動画などのデータはクラウドに保管したり、不要なアプリをアンインストールして、容量不足を解消しましょう。Androidスマホの場合は、MicroSDカードなどの外部ストレージにデータ移行して整理するのがおすすめです。
スマホの空き容量を増やす方法は、以下の記事で詳しく紹介しています。
アプリのアップデート通知をオンにする
Android端末では、GooglePlayストアでアプリのアップデート通知が設定できます。
自動更新せず手動でアップデートする場合、アプリの更新通知をオンにしておきましょう。
更新し損ねたり、何度もアップデート情報を確認する手間が省けます。
■アプリのアップデート通知をオンにする手順
- 「GooglePlayストア」を開く
- 左上の「三本線マーク」をタップ
- 「設定」を開く
- 「アプリのアップデートがある場合」にチェックを入れる
アップデート通知がきた際は、なるべく早めに更新するよう心掛けましょう。
iPhoneでは、アプリ更新通知の方法が以下の5つあります。
- サウンド
- Appアイコンにバッジ表示
- ロック画面に表示
- 履歴に表示
- バナーとして表示
「設定」の中の「通知」から設定ができるので、お好みのものを設定してください。
まとめ
本記事では、アプリの自動更新を止める方法について紹介しました。
自動更新は便利ですが、外出先や望んでないタイミングで大量にアプリの更新がはじまってしまうデメリットがあります。
自動更新をやめて、自分の好きなタイミングでアプリをアップデートしたい人は、ぜひ本記事で紹介した手順を参考に、設定変更をしてください。
アプリを手動で更新する場合は、定期的にストアを開いて更新がないか確認したり、通知設定をして更新を忘れないようにしましょう。
最後に記事内容のまとめです。
- 自動更新の設定は、AndroidはGoogleプレイストアから、iPhoneは設定アプリから行う
- アプリを更新しないとセキュリティが弱くなるので危険
- スマホの容量不足だとアプリが更新できないので、空きストレージ容量を確保する